ビズブログ

「雨樋って素材でそんなに差が出るの？」——よくある疑問です。実は、塩ビ樹脂は軽量で価格が抑えやすい一方、夏場の直射で伸縮が大きく、金具ピッチの設計を誤るとたわみの原因になります。対してガルバリウムは耐食性に優れ、形状安定もしやすいですが、傷...

マンションの外壁やサッシ周りの「シーリング」は、雨水侵入と空気漏れを防ぐ最後の砦です。築10年前後から亀裂・剥離・肉やせが出やすく、放置すると外壁材の劣化や室内漏水につながり、結果的に補修費が膨らみがち。今まさに「打ち替えと打ち増し、どちら...

「雨どいって“とゆ”？“とい”？“とよ”？」呼び方が分かれ、業者や家族との会話でモヤっとした経験はありませんか。特に北九州などでは「とゆ」と言う人が多く、地域が変わると伝わりにくいこともあります。見積書は「雨樋」表記が一般的で、現場と書面で...

ベランダで「滑りが不安」「黒ずみやカビが取れない」「排水口がすぐ詰まる」――そんな悩みは、床材選びと敷き方で大きく変わります。集合住宅では避難ハッチや重量制限なども無視できません。放置すると雨漏りや結露の温床になり、修繕費が膨らむこともあり...

隣戸との視線や音が気になるけれど、マンションのベランダは多くの場合「共用部分」。勝手な穴開けやビス留めはトラブルや原状回復費の原因になります。さらに、避難のために壊しやすい仕切り板（隔て板）が設置され、開口部や表示位置が定められている物件も...

「ベランダ笠木の交換、いくらが妥当？」と迷っていませんか。戸建ての直線10〜15m規模なら、一般的に総額の目安は数十万円台から、素材や形状・下地の状態で上下します。特にアルミやガルバリウム鋼板は加工性が高く比較的割安、ステンレスは防錆性は高...

「結局、何日かかるの？」——ベランダ防水は工法と天候で大きく変わります。一般的な戸建てベランダなら、FRPは1〜2日、ウレタンは2〜4日、シートは2〜3日が目安。実作業は短くても、乾燥養生に時間が乗るのが実態です。雨や高湿度では主に“乾燥”...

ベランダに水たまり…「そのうち乾く」で放置していませんか？実は勾配が不足すると排水が滞り、防水層の劣化や雨漏りのリスクが高まります。一般的な目安は1/50（2%）前後、条件次第で1/100（1%）も選択肢です。例えば奥行き2.5mなら、1/...

アパートの修繕費、どこから手をつければいいか迷っていませんか。外壁や屋根、防水は面積・塗料グレード・足場の有無で金額が大きく変わり、原状回復や設備交換も入居年数や耐用年で負担が揺れます。国交省の長期修繕計画指針や不動産実務での相場をもとに、...

足立区での大規模修繕、どこから手を付けるべきか悩んでいませんか。台風上陸が多い関東では外壁や防水の劣化進行が読みにくく、見積もり差も大きくなりがちです。管理組合の合意形成や近隣配慮、申請の抜け漏れなど、進行中のつまずきも不安の種だと思います...

大規模修繕の議決、どこまでが普通決議でどこから特別決議？委任状は出席扱い？—総会のたびに悩みが尽きないテーマです。国土交通省のガイドラインでは、共用部分の「保存」は普通決議、「形状・効用が著しく変わる変更」は特別決議とされています。実務では...

目黒区での大規模修繕、まず悩むのは「費用の根拠」と「地形対応」ではないでしょうか。区内は低中層マンションが多く、築25〜35年前後の更新期に差し掛かる物件が目立ちます。坂や崖線が多い地形は足場・搬入経路に影響し、仮設費が膨らむ要因になりがち...